大事な物を送るなら日本郵便の「書留」が安心

大事な物をしっかり届けたいって時に便利な日本郵便の「書留」
クレジットカードが送られてきた時など郵便局員さんがピンポンしてくれて印鑑やサインで受け取るあれですね。

ただ、受け取ったことはあるけど自分で出したことはないって方も多いのではないでしょうか。

ということで、知ってるようであまり知られてない「書留」の種類特徴特定記録についての説明です。


書留とは

郵便には速達や特定記録、代金引き換えといったオプションがありますが書留もこれらと同じく郵便物に付けるオプションです。

書留オプションが付けれるサービスは以下の通りです。

  • 手紙(定形・定形外)
  • はがき
  • ゆうメール
  • 雑誌などの定期刊行物
  • 学術刊行物等(第四種郵便物)

書留オプションに加え、速達や代金引換、配達日指定などのオプションを追加して送ることもできます。

書留の種類

一般書留

現金以外の書類や貴重品を送るのに便利なオプションです。簡易書留では保証額が「5万円まで」と決まっていますが

一般書留の場合、10万円までの補償がつき、さらにお金を払えば500万円まで補償範囲を広げることができます。

また、中継局でも記録されるため、簡易書留に比べ詳細な追跡が可能です。

  • 料金(手紙・はがき):通常の郵便運賃+430円
  • 料金(ゆうメール):通常の郵便運賃+370円
  • 損害要償額:10万円まで(追加料金の支払いで上限500万円まで補償範囲を広げられる)
  • 受け取り:手渡し 印鑑かサインが必要

簡易書留

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一般書留と同じく、現金以外の書類や貴重品を送るのに適しています。

中身が壊れたり届かなかったりした場合の補償額は5万円までに決まっていて、一般書留のように補償範囲を広げることはできません。

また、追跡については「引受と配達のみ」の記録なので中継局の記録は残りません。

  • 料金:通常の郵便運賃+310円
  • 損害要償額:5万円まで
  • 受け取り:手渡し 印鑑かサインが必要
貴重品は必ず一般書留で!
金、銀、白金などの貴金属やダイヤモンド、ルビー、サファイアなどの宝石、真珠を郵便で送る場合は必ず「一般書留」で送る必要があります。送料は簡易書留より高くなりますが補償が充実してるので安心ですね。

現金書留

現金を送る場合は他の方法で送ることはできない決まりになっているので現金は必ず現金書留で送ります。

現金専用の発送方法ですが、手紙を添えることも可能。現金書留で送るには専用の封筒が必要なので郵便局の窓口で購入します。

  • 料金:通常の郵便運賃+430円
  • 損害要償額:1万円まで(追加料金の支払いで上限50万円まで補償範囲を広げられる)
  • 受け取り:手渡し 印鑑かサインが必要

特定記録と書留って何が違うの?

書留とよく似たオプションに「特定記録」というものがありますが何が違うのでしょうか。

追跡サービスが利用できる点はどちらも同じですが違いがある主なポイントをまとめてみました。

料金の違い

  • 特定記録 通常の郵便運賃+160円
  • 一般書留 通常の郵便運賃+430円(損害要償額10万円まで)
  • 簡易書留 通常の郵便運賃+310円
  • 現金書留 通常の郵便運賃+430円(損害要償額1万円まで)

日曜/祝日配達の違い

  • 特定記録:配達なし
  • 書留:配達あり

受け取りの違い

  • 特定記録:ポスト投函
  • 書留:手渡し 印鑑かサインが必要

補償の違い

  • 特定記録:補償なし
  • 書留:補償あり

特定記録は「ちゃんと荷物を発送しましたよ」という記録を残すことを目的としているので補償や手渡し(受領印)といった手間を減らすことで安く送れる方法です。

なので送料の節約にはなりますが高額な物を送るには補償がない分リスクがある送り方ですね。

特定記録は日曜/祝日の配送がないので日曜/祝日を挟む時は配達までに時間が掛かることも覚悟です。

配達に掛かる日数

配達に掛かる日数は距離や送るものの大きさ、オプションによって違ってきます。例えば手紙やはがきなどの定形郵便物だと、

午前中に出せば国内のかなり広い範囲で翌日に届く目安になってます。北海道から沖縄に送った場合でも通常なら翌々日には届きます。

あくまでも目安なので交通状況やさまざまな要因によって遅れる可能性はあるでしょうがそこは物理的に仕方ないですね。

また、定形外郵便などの大型郵便物や配達時間帯指定オプションを付けていると配達にやや時間が掛かるようです。

確実に早く届けたいって時は速達オプションを付けることもできるので検討してみましょう。

。確実に早く届けたいって時は速達オプションを付けることもできるので検討してみましょう。

書留の追跡(配達確認)

一般・簡易・現金、どの書留でも郵便追跡サービスが利用できます。

追跡サービスの利用には発送時にもらった受領証に記載されている引受番号が必要になるので受領証は配達の確認が取れるまではちゃんと保管しておきましょう。

追跡サービスになかなか配達完了の情報が出ない、ちょっと遅すぎるんじゃないか?って時は日本郵政のコールセンターへ問い合わせれば調べてもらうこともできますよ。

▼コールセンター(お客様サービス相談センター)
一般回線から:0120-23-28-88
スマホ 携帯から:0570-046-666
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