レターパックとはA4サイズ/4kg以内の荷物を送達並みの速さで送れる日本郵政のサービスです。
ゆうパックやゆうメールと違い、信書が許可されてるので大切な人へのお手紙を添えたり、フリマの購入者にに気持ちのこもったメッセージを一緒に送るともできます。
また、速達にはない追跡サービスも付いているので送る方も送られる方も安心な送り方です。ここではそんなレターパックの基本的な使い方やよくある疑問について説明しています。
レターパックは赤と青の2種類
レターパックの種類は2種類あり、白地に青のデザインの方がレターパックライト、赤の方がレターパックプラスです。違いはレターパックライト(青)は郵便受けへの配達で送料は全国一律360円、レターパックプラス(赤)の方は対面手渡しでの配達になり、送料は全国一律510円です。プラスの方が対面手渡しの手間が掛かる分値段が高くなってるわけですね。また、厚みに関してはライトの方は3cm以上のものは送れませんが、プラスの方は厚さの制限はありません。
▼レターパックライト(青)
配達方法:郵便受け
サイズ:340mm × 248mm(A4サイズ)
厚さ:3cm以内
重さ:4kg以内
料金(送料):全国一律360円
▼レターパックプラス(赤)
配達方法:対面で手渡し
サイズ:340mm × 248mm(A4サイズ)
厚さ:3cmを越えてもOK
重さ:4kg以内
料金(送料):全国一律510円
縦横のサイズと重さ制限に関してはどちらも同じなので手渡しの必要なく厚みも3cm以内ならライトでOKということになりますね。
追跡が必要ないなら一律180円で送れるスマートレターを使うという選択肢もあります。ただ、大きさは25cm × 17cm、重量は 1kgまでになり、土日祝の配達はありません。
レターパックは郵便局で購入するかコンビニなど切手を販売しているお店(郵便切手類販売所)で買うことができます。ただ、店舗によっては取り扱いがないお店も結構あるので事前に問い合わせるなどした方がよいかもしれません。
日数(お届け日数)
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通常の郵便物は速達や書留といったオプションを付けないと土日祝の配達はしてくれませんがレターパックは土日祝でも配達してくれるから早く届くわけです。ではどのくらい日数がかかるのか?速達と違いはあるのか?日本郵便のHPを使って調べてみました。
・東京から午前に差し出した場合の配達日数目安
あて先 | レターパックプラス | 手紙(速達) | 手紙(通常) |
北海道 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
青森 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
大阪 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
山口 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
高知 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
福岡 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
沖縄 | 翌日午前 | 翌日午前 | 翌日 |
東京からなら北海道だろうが沖縄だろうが翌日の朝には到着するとの結果がでました。ライトの方は結果に表示されませんが、プラスと比べると若干遅くなる傾向はあるようです。それにしても早いですねー!レターパックは速達並の速さと言われてますが本当のようです。
ただ、あくまでも滞りなく運搬が進んだ場合の目安なので、交通状況が悪かったり離島や奥深い山間部なんかの場合はもうちょっと時間が掛かると思っておいた方がでしょうね。
荷物の追跡
レターパックは荷物の追跡サービスが利用できます。追跡番号はレターパックを出す前に剥がすシール(ご依頼主様保管用シール)に記載されている12桁の番号を使います。誤って保管用シールを剥がさずに出してしまうと追跡番号がわからなくなるので忘れずにシールは剥がしてから発送しましょう。
オークションで売れたものの発送などならこの追跡番号を取引メッセージで教えてあげればOKです。追跡方法は、レターパックプラスもライトもこちらの郵便追跡サービスへアクセスして追跡番号を入力すれば中継を含め発送から到着までを確認することができます。追跡データは発送局でバーコードを読み取ってからの反映なので発送してすぐにデータが反映されない、と焦らないでくださいね。また、ポストからの投函なら郵便局員さんが回収に行くタイミングとのタイムラグの分反映も遅くなるので早く追跡データに反省して欲しいなら郵便局の窓口で直接発送しましょう。
あまりにも遅すぎる、おかしいんじゃない?って時はコールセンターへの問い合わせで調べてもらうことも出来ます。
▼コールセンター(お客様サービス相談センター)
一般回線から(フリー):0120-23-28-88
スマホ 携帯から(有料):0570-046-666
ナビダイヤル「 *1→1」
ただ、問い合わせは郵便スタッフへの負担になることも理解しないといけません。問い合わせする人が多すぎれば新たにスタッフを雇わなくちゃいけなくなり、結局は値上げという負担となって帰ってきては利用者としても損ですからね。問い合わせは「どうしても」ってときだけにしましょう。
再配達
レターパックライトはポストへの配達なので再配達は関係ありませんが、プラスの方は手渡しで印鑑もしくはサインが必要なので、家にいなかった場合は不在票を受け取ることになります。再配達の依頼用法には以下の4つの方法があります。
1)パソコン/携帯から
パソコンからは配達のお申込み受付で手続きできます。携帯からは不在票の裏面にあるQRコードを読み取れば手続きのページにアクセスできます。QRコードからアクセスすると追跡番号などが入力済みなのでとっても便利です。
2)電話
不在票に記載されてる電話番号へ電話する方法、音声ガイダンスなので24時間受付が可能です。
フリーダイヤル:0800-0800-888
スマホ/携帯から(有料):0503-155-3917
3)FAX
不在票に希望日時や電話番号など必要事項を記入してFAXすればOK
4)郵送
実は不在票そのものが再配達依頼用の速達はがきになってます。必要事項を記入してポストに投函すればOK
スマホを持ってるならQRコードを使って手続きするのが一番手間がかからず簡単です。スマホによっては読み取りアプリが入ってない機種もありますが、無料アプリをインストールすれば使えます。ちなみにiOS11から標準カメラアプリからQRコードが読み取れるようになってます。
その他よくある疑問
・補償はあるの?
レターパックに補償はなくオプションで付けることもできません。
・着払いにできる?
できません。レターパックは専用の厚紙封筒を購入して送りますがその封筒の値段に送料が含まれてるからです。
・速達オプション付けれる?
付けられません。レターパック自体が速達並の速さなので付ける必要性が無いからでしょうね。速達郵便は追跡ができませんがレターパックは追跡できるという大きなメリットがあります。