旅先で仲良くなった外国の友人や海外赴任中のかたに小包や封筒、はがきを送りたいと思いますよね。
しかし国内ならまだしも、海外にどうやって小包や封筒、はがきを送ればよいのでしょうか。海外への郵送は国内への郵送とは違い、国ごとによって様々で複雑なルールが存在します。
今回は日本郵政を使って、海外へ小包を送る方法をご紹介します。
航空便・船便など配送の種類
まず最初に国際郵便の配送方法の種類と料金についての紹介です。配送方法の種類は航空便・船便・エコノミー航空(SAL)便・ems(国際スピード郵便)の4種類があります。この中から発送手段を選ぶことができます。
それぞれの特徴として、航空便は飛行機で輸送します。料金は高めなのですが、3~6日程度でお届けすることができます。船便は、船で輸送します。そのため1~3か月とかなりの時間が必要となります。しかし料金が安いという利点があります。
エコノミー航空(SAL)便は船便よりも速く、EMSや航空便よりはお届け日数がかかる送り方です。料金は航空便よりも安くなりまですがEMSと比べると発送先や重量によって高くなっちゃうケースもあるので郵便局で確認してもらうといいでしょう。また、SAL便はすべての国ではなく、お取り扱い国が限られてるため、事前に確認が必要です。
ems(国際スピード郵便)は国際郵便の中で、最優先に扱ってもらえる送り方です。そのためお届け日数が一番短く、2~4日程度でお届けすることができます。航空便より早く安く送ることができますが、航空便に比べ、お届けできる地域は少なめです。
種類 | 配達日数 |
EMS(国際スピード郵便) | 2~4日程度でお届け |
航空便 | 3~6日程度でお届け |
エコノミー航空(SAL)便 | 6~13日程度でお届け※相手国の取り扱いによってはさらに日数が掛かることも |
船便 | 1~3ヶ月 |
重さごとの料金は送り先の国・地域によって異なります。この点は日本国内の郵送と同じですね。重さについては上限があり、どの送り方を選択しても最大で30キログラムまでと決まっています。30キログラムを超える場合は、小分けにする必要があります。
また一部の国や地域によって取り扱いが可能な最大重量が30キログラムより低く制限されている国もあります。この点もまた郵送する前に確認してください。同様に、国際小包の大きさについても国ごとによって明確な基準があります。
国際郵便のサイズ・重さ制限と料金
国際郵便の各サービスにはサイズの上限や航空便・船便など配送方法の違い、さらに追跡、補償などのオプションの違いなどがあります。
▼はがき
・サイズ
長辺 14〜23.5cm
短辺 9〜12cm
※エコノミー航空(SAL)便での発送はできない
書留/受取通知
▼手紙(封筒) 定形郵便物
※エコノミー航空(SAL)便での発送はできない
書留/受取通知/保険付
▼手紙 定形外郵便物
直径×2+長さ=104cmまで
※エコノミー航空(SAL)便での発送はできない
書留/受取通知/保険付
▼EMS
国によって違いがありますが多くの国では長さ1.5m以内 長さ+横周3m以内となっています。
アメリカ 1.5m以内/2.75m以内
国によって20kgまでか30kgまでの制限があります。
▼国際小包
▼小型包装物
最小サイズ:長さ 14cm 幅 9cm(許容差 2mm)
2kgまで
航空便/SAL便/船便
書留/受取通知
▼国際eパケット(小形包装物を書留&補償付き航空便で)
小型包装物と同じ
航空便扱い
▼国際eパケットライト(小形包装物を追跡可能なSAL便で)
小型包装物と同じ
SAL便
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